早稲田大学 スポーツ科学学術院 宮本直和研究室では、
筋や腱のサイズ・構造、質・機能、使い方、疲労・損傷状態などを中心に様々な視点から
　✓ アスリートの競技パフォーマンス向上のための効果的・効率的なコンディショニング法構築
　✓ 肉離れの受傷メカニズムの解明、新規受傷リスク要因の同定
　✓ 外傷・障害予防のための効果的・効率的なコンディショニング法構築
　✓ 子供や中高齢者の筋・腱の特徴
​などについての研究を進めています。

本研究室での研究活動に興味がある方、共同研究を希望される方などは気軽にご連絡ください。
学振PDなどでの受入相談も随時受け付けています。
連絡先（メールアドレス）は【教員紹介】ページにあります。

NEWS
2025年6月4日
幅広い年齢層での骨格筋量をMRI、DXA（二重エネルギーX線吸収測定法）、S-BIS（部位別生体電気インピーダンス分光法）にて評価した研究が『Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle』に掲載されました。
骨格筋量評価のゴールドスタンダードとしてMRIやDXAが使用されますが、MRIやDXAは筋細胞内水分量と筋細胞外水分量を区別することなく評価するため、骨格筋量を過大評価する可能性があります。本研究では、筋細胞内水分量と筋細胞外水分量を区別して評価できるS-BISを用いて骨格筋量評価を行ったところ、S-BISは年齢に伴う骨格筋量の減少を早期段階で検出する感度が高いことが分かりました。
本研究は、東北大学・山田陽介先生の研究チーム、立命館大学・橋本健志先生の研究チーム、サントリーウエルネス株式会社の研究チームなどとの共同研究による成果です。
論文タイトル：Early Detection of Age-Related Decline of Muscle Cell Mass by Intracellular Water Assessment Compared With MRI or DXA
筆頭著者：前田哲史さん（立命館大学橋本研）、責任著者：山田陽介先生（東北大学）
　　ジャーナルサイト　　Pubmed
 
 
2025年5月15日
共同研究者として参画した論文「Genome-Wide Association Study on Muscle Stiffness Identified Novel Locus for Predisposition to Muscle Strain Injury」（筆頭著者・責任著者：順天堂大学 宮本恵里先生）が『Medicine & Science in Sports & Exercise』(Vol. 57, Issue 6) に掲載されました。光栄なことに、本号の"News & Views from the Editor-in-Chief: Andrew M. Jones"にて、本研究の成果をご紹介いただきました。
　　ジャーナルサイト（論文掲載ページ）　　ジャーナルサイト（News & Viewsページ）　　Pubmed
 
 
2025年4月11日
今年度、以下の科研費プロジェクトに参画します。
・基盤研究C「アスリートの「バネ」の規定要因解明および「バネ」機能強化法構築のための基盤創出」（研究代表者：山崎一彦（順天堂大学））
・基盤研究B「アスリートにおける筋スティフネス制御機序の解明：VWA5A遺伝子に着目して」（研究代表者：宮本恵里先生（順天堂大学））
・基盤研究B「思春期前期におけるスプリント走能力発達の一時的停滞が発生するメカニズムと予測」（研究代表者：永原隆先生（鹿屋体育大学））
・基盤研究B「骨格筋細胞培養工学を活用した統合的アンチエイジングのための生体応用研究基盤の創成」（研究代表者：橋本健志先生（立命館大学））
 
 
2025年4月1日
早稲田大学スポーツ科学学術院に着任しました。